我が子が小学校に入学するけど、どんな文房具を買ったらいいの?
現役ママ&元教師の私が、その悩みをスッキリ解決します!
- 小学生が使いやすい文房具の選び方
- 勉強に集中しやすいオススメ商品
小学校で使う文房具は、鉛筆からクレヨンまで、たくさんあります。
鉛筆/赤鉛筆/じょうぎ/消しゴム/ふで箱/下敷き/ノート/のり/色鉛筆/クレヨン/絵の具セット
などなど…
準備する物がたくさんあると、途中で選ぶことが負担になったり、面倒になったりしませんか?
入学準備に疲れたから、文房具は使えたら何でもいいかな…
でも、小学生が使いやすい文房具、勉強しやすくなる文房具を選ぶことは、とても大切です。
今回は、小学生が使いやすい文房具
特にお子さんがはじめて入学する、おうちの方に知って頂きたい、文房具の選び方を紹介します。
文房具は『学校のきまり』を確認
文房具を買うときは、学校のきまりを確認しましょう。
その次に、子どもが勉強に集中しやすい文房具を選ぶことがポイントです。
- キャラクターなどの飾りがない
- 机から落下しづらい
- 子どもの小さな手でも使いやすい
この3つを意識して文房具を選ぶと、子どもが授業に集中しやすくなります。
逆を言うと
- キャラクターなどの飾りがある⇒先生の話を聞かずに文房具で遊ぶ
- 机から落下しやすい⇒文房具を拾うために集中が途切れる
- 子どもの小さな手では使いづらい⇒文房具の操作に意識がいく
となってしまうので、子どもが授業に集中しづらくなります。
私が、小学校教諭として働いていた時に見た子供たちは
「下敷きのキャタクターで空想する。」
「鉛筆の飾りを手で触って話を聞かない。」
「鉛筆をコロコロ転がして、拾う度に隣の席の子と言い争いになる。」
など…
小学生の集中は、文房具で簡単に途切れてしまいがち…
「新しい文房具を買って貰えたから勉強のやる気があるの!」というパターンの子もいます。
お子さんが、文房具で集中を切らしやすいタイプか、文房具でやる気を出しやすいタイプか、見極めてから買い揃えるようにしましょう。
- 人の話を静かに聞くことが苦手なお子さんは
『キャラクターなし文房具』 - 好きな物があると頑張れるお子さんは
『お気に入りキャラクターの文房具を揃えてやる気をUP』
次に筆箱から鉛筆まで、具体的な選び方のポイントを紹介していきます。
筆箱
筆箱は、大きく分けて2種類あります。
箱型と袋型です。
小学校1年生は、箱型の筆箱がオススメです。
理由は、鉛筆や消しゴムが見やすく、取り出しやすいから!
袋型だと、中に入っている文房具が混ざってしまいます。
筆箱から必要な文房具を取り出すだけで、時間が掛かってしまいます。
ただし、箱型の筆箱を買う時には注意があります!
学校が指定した鉛筆の本数が入るかどうかです。
ママ!
えんぴつと赤えんぴつ、全部入んないよ!!
と、我が家のように、ならないように注意してください…
特に鉛筆削り付きの筆箱は、収納本数が少なめでした(苦笑)
鉛筆
鉛筆は濃さが重要ですが、形も大切です。
鉛筆の形には、丸形・六角形・三角形があります。
子供が勉強に集中しやすいのは、六角形か三角形です。
授業中、鉛筆が転がり落ちてしまうのを防ぐからです。
特に低学年は、鉛筆をしっかり握ることができるので、六角か三角の鉛筆がオススメです。
筆圧が弱いお子さんには、三角の鉛筆は安定して握りやすいです。
上の2つは、名入れ付きの鉛筆です!
記名の手間が省けます♪
赤・青鉛筆
学校によって、赤鉛筆のみの場合と、赤と青が一体化している赤青鉛筆の場合とがあります。
鉛筆と同じく、形は六角形か三角形がオススメです。
また、赤青鉛筆を使う場合は、両方の芯が研がれている状態なので、鉛筆キャップを使用すると安全です。
何かの拍子に鉛筆の芯が顔に刺さることを防止するためです。
消しゴム
消しゴムの選び方は、よく消えることはもちろんですが、子どもの手の大きさに合うかがポイントです。
我が子は、家にある細いタイプの消しゴムを使ったら、力が強すぎて折ってしまいました…
子どもは大人のように力の加減が上手くいかないので、消しゴムの大きさや固さに影響されます。
定規
定規の選び方は、透明で数字がよく見えるものを選びましょう。
透明な理由は、測りたい物が絵柄で隠れないためです。
また、定規によって『0目盛りスタート』がありますが、私はあまりオススメしません。
『0目盛りスタート』で慣れてしまうと、別の定規で測るときに、測り方を間違えてしまうからです。
学校では、目盛りのタイプまで、指定しているところは少ないです。
『0目盛りスタート』の定規をどうしても使いたい場合は、両方のタイプで測れる定規を選びましょう。
教科書では『0目盛りスタート』ではない定規で、例示されていることが多いです。
文房具は『保護者説明会後』に買う
小学校入学の準備のために文房具を買う場合は、買うタイミングがあります。
保護者説明会後です。
なぜなら、学校によって『文房具の指定』があるからです。
関連記事>>小学校の入学準備はいつから?1年間のスケジュールと準備リストを紹介
例えば以下のように、低・中・高学年に分けて、学習用具のきまりを決めていることが多いです。
▼学習用具のきまり▼
低学年 | 中学年 | 高学年 |
鉛筆は5本(B以上・飾りのないもの) 赤鉛筆(2本) 透明な定規(10~17㎝) よく消える消しゴム 下敷き | 鉛筆5本(B以上・飾りがないもの) 赤ボールペンまたは赤鉛筆 透明な定規(10~17㎝) よく消える消しゴム 下敷き | 鉛筆必要数(HB以上・飾りがないもの) 赤・青ボールペン、蛍光ペン 透明な定規(10~17㎝) よく消える消しゴム 下敷き |
※ 右にスクロールできます
文房具と一緒に『お名前シール』を買う
文房具と一緒に必ず買いたい物は『お名前シール』です。
文房具の他にも、算数セットや縄跳び、粘土ケース、絵の具セットなどにも使うので、多めに購入しましょう。
小学校入学だけでなく、3年生に購入する彫刻刀や5年生に購入する裁縫セットなど、学年が上がっても『お名前シール』は必要になります。
ひらがな・カタカナ・漢字など、色々なタイプがありますが、小学校低学年から使うなら、ひらがなタイプをオススメします。
お子さんが漢字を読めていても、クラスの他の子が読めない場合がほとんどだからです。
算数セット対応のシールだと、貼る作業がラク!!
【まとめ】小学一年生の使いやすい文房具の選び方
小学校入学に必要な文房具は、学校指定があるため『保護者説明会後』に準備をしましょう。
文房具の選び方は、小学生が使いやすい、勉強に集中しやすいものがオススメ!
- キャラクターなどの飾りがない
- 机から落下しづらい
- 子どもの小さな手でも使いやすい
好きな物があると頑張れるお子さんは『お気に入りキャラクターの文房具を揃えてやる気をUP』させてもOKです。
お子さんが、文房具で集中を切らしやすいタイプか、文房具でやる気を出しやすいタイプか、見極めてから、買い揃えるようにしましょう。
私は、我が子と一緒に文房具選びを楽しみました。
子どもが自分で好きな文房具を選ぶと、学校に行くことが楽しみになったり、勉強することに前向きになったりします。
ぜひ、あなたもお子さんと一緒に学校で使う文房具選びを楽しんで下さい。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
2022/01/23
アキ