小学生の我が子、日記がうまく書けず困ってます。
上達するように声かけしたいけど、どこから直せばいいかわかりません…
こんなお悩みをスッキリ解決します。
私は小学校教諭歴10年
小学生と幼稚園児のママです。
高校の教員免許をとるほど、国語が好き♪
- 日記の見直し7つのポイント
- 日記が上達する声かけのコツ
- 低学年向け日記の具体例
無料で使える日記の見直しテンプレートも作りました。
自由にダウンロードしてお使いください。
>>見直しテンプレートを見る
見直しポイントがわかると、日記を書く基本がわかり、確実に上達します。
- 日づけ
- したこと
- 見たこと・見つけたこと
- 言ったこと・聞いたこと
- 思ったこと
- 文のはじまり
- 文のおわり
日記を書いたあと、7つをチェックすると、相手に伝わりやすい文になります。
くわしく、解説していきます♪
日記が上達する7つの見直しポイント
日記が上達するためには、7つの見直しポイントをチェックしましょう。
低学年向けですが、日記の基本なので、どの学年にも当てはまります。
- 日づけ
- したこと
- 見たこと・見つけたこと
- 言ったこと・聞いたこと
- 思ったこと
- 文のはじまり
- 文のおわり
ポイント①日づけ
いつのできごとか書きます。
日づけは、書いた日か?できごとがあった日か?
どちらを書けばいいか悩んだ時は、『日記を書いた日』を書くよう私は指導してきました。
なぜなら、日記を書いている時に、時系列の表現が分からなくなるからです。
日づけを昨日にしたから、昨日じゃなくて、今日行きましたって、書けばいいの?
ポイント②したこと
したことを書きます。
今日は、買い物に行きました。
そのあとに、ごはんを食べに行きました。
帰ってきたら、外でも遊びました。
楽しかったです。
よくある『~しました。』の羅列にならないよう、1番伝えたいことを決め、内容をしぼって書くようにしましょう。
ポイント③見たこと・見つけたこと
見たこと・見つけたことを書きましょう。
五感を使って書くことがポイントです。
五感を使って書くことができる、作文テンプレート作りました。
無料でダウンロードできます。
ポイント④言ったこと・聞いたこと
言ったこと・聞いたことを書きましょう。
カッコ「」を使うと、その時の状況が、より相手に伝わりやすくなります。
なるべく、言ったことや聞いたことがあれば、積極的に使うようにしましょう♪
人との会話だけでなく、動物の鳴き声や物音なども、カッコを使えます。
カギカッコの使い方で悩んだら、コチラもどうそ♪
ポイント⑤思ったこと
思ったことを書きましょう。
日記だけでなく、作文や読書感想文でも、自分の気持ちを書く部分は必ず出てきます。
嬉しい・楽しいなどのプラスな気持ちだけでなく、悲しい・悔しい・腹が立つなどのマイナスな気持ちも書くと、自己表現が上手な子になります。
また、
楽しかったです。ばかり使ってしまう子には
楽しいって他の言葉にすると、どうなる?
ワクワク?ドキドキ?
心がおどる?ときめく?
など、具体例を出して、新しい言葉の表現のしかたを教えるのが効果的です。
気持ち以外に、体で表現するのも楽しい日記になります♪
ポイント⑥文のはじまり
文のはじまりを確認しましょう。
一マス空けて書いているか?
改行しているか?
一文ずつ改行した方がいいですか?
それとも、文と文を続けて書いた方がいいですか?
と、悩むことがあります。
教科書では、段落のはじめは、一マスあけるよう書かれています。
そのため、低学年では、一文ごとに改行
中学年からは、文全体が長くなるため、段落(文のまとまり)を意識して改行するよう私は指導してきました。
ポイント⑦文のおわり
文のおわりを確認しましょう。
句点(くてん)〇
がついているか、抜け落ちをチェックします。
作文用紙で句読点(。、)を書く位置は、マスの右上になります。
詳しくは、カギカッコの使い方で紹介しています。
>>今さら聞けない!【作文】かぎかっこの使い方
日記の見直しテンプレート無料配布中
日記の見直しポイント7つをチェックできる、テンプレートを自作しました。
小学生のお子さんがいらっしゃる方はもちろん
学校現場の先生にも使っていただけるようブログ名などは未記入にしました。
宿題や家庭学習、授業でお気軽にお使いください。
ダウンロード方法
3つの手順で、テンプレート画像をダウンロードできます。
- テンプレートの画像を右クリックする
- 『名前を付けて画像を保存』を右クリックする
- 保存先のフォルダを確認し『保存』を右クリックする
印刷方法
3つの手順で、テンプレート画像を印刷できます。
テンプレートは、A4サイズで作っています。
- 保存先のフォルダを左ダブルクリックする
- 印刷したい画像を右クリックする
- 『印刷』を左クリックする
7つのポイントを見直せば日記が上達します!
日記が書けない小学生は、どこから何を書けばいいか、悩んでしまうことが多いです。
7つのポイントをおさえて書くことで、日記の基本流れを知ることができます。
- 日づけ
- したこと
- 見たこと・見つけたこと
- 言ったこと・聞いたこと
- 思ったこと
- 文のはじまり
- 文のおわり
うちの子、日記だけじゃなく、生活科の観察や学習のまとめなど、文章にすること全般が苦手なんです…
というお子さんは、『三行日記』に取り組むのも効果的です。
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親が教えるのは無理でした…
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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
感想やコメント頂けると、嬉しいです。
2020/10/13
アキ