現在、育児休暇中のママ先生
復帰後のことを考えると、ドキドキ?わくわく?
どちらが大きいですか?
私は、ドキドキ不安なことだらけでした…
- 育休中に何か準備できることないかな?
- 復帰したら子どもたちの送り迎えどうしよう?
- 家事はできるのかな?
- そもそもブランクあって働ける?
同期や元同僚ママからも、私が復帰した後
このような質問をたくさん受けました。
そこで今回は【復職ママのやるべきことは?】と題し
私が復帰する前に準備したことを紹介します。
一人ひとり、夫の職業や両親の協力など、状況が様々なので
一概には言えませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。
復帰前に絶対やることは【分担】
復帰前に準備しておきたいことは、3つあります。
- 家事分担を決める
- 送迎分担を決める
- 行事や風邪対応の順番を決める
次に詳しく説明していきます。
【必須1】家事分担を決める
専業主婦時代は、すべて担っていた家事も、共働きになると難しくなります。
フルタイムで働くママなら、なおさら家事と育児と仕事の3つを1人ではこなせません。
そのため、夫婦で家事分担が必要です!
我が家は、私が小学校教諭、夫が中学校教諭、車で約1時間離れたところに私の両親が住んでいました。
育休中は、家事育児はすべて私が担い、部活で忙しい夫は基本、家にいないワンオペ育児でした。
私が復帰してからは、夫の役割は3つ!
- お風呂掃除
- 洗濯(洗う・干す・畳む・しまうまで)
- ゴミ出し(集める・出すまで)
その他の家事は、今まで通り私が担当しました。
割合的には、半々ではありませんが、洗濯をやってもらったことは、私の家事の軽減になりました。
小学校教諭を辞め専業主婦になった今は、家事育児をすべて私が担うパターンに戻りましたが…
【必須2】送迎分担を決める
私が仕事復帰した年は、我が子が二人とも幼稚園児でした。
復帰とともに保育園に転園はせず、そのまま幼稚園に通うことにしました。
保育時間の長さやお弁当作りを考えると、保育園の方が便利でしたが、子どもたちの生活スタイルを変えないことを優先しました。
幼稚園の送迎バスには時間が間に合わないので、時間外延長保育を利用し、自家用車で送り迎えをしました。
毎朝の送りは私が担当しました。
朝のバタバタは本当に地獄でした…
1分1秒に追われ、北国の雪道でヒヤッとしたこともありました。
今、考えるとよくやっていたなと思います。
幼稚園は、お昼寝がありません。
そのため、毎日延長保育だと体力的に厳しいと思い、週に2回、実家の父にお願いして、バス降園してもらいました。
実家の父と子どもたちで、私が帰宅する時間までお留守番でした。
これは本当に有り難かったです。
そのため、子どもたちは週に2回バス降園、残り3回は延長保育で親のお迎えになりました。
親のお迎えは、夫が1回、私が2回でした。
- 【送り】全部ママ
- 【ママ迎え】週に2回
- 【パパ迎え】水曜日のみ
- 【おじいちゃん迎え】週に2回
部活動の指導がない毎週水曜日のみ、夫が一人で帰宅後の育児と家事を担いました。
あとで詳しく書きますが、水曜日は時間を気にせず働ける私の『仕事日』となりました。
【必須3】行事や風邪対応の順番を決める
我が子は幼稚園に通っているので、平日の午前中に参観日など行事がありました。
月二回のペースで、私が時間休をもらい、職場を中抜けしました。
当初は月一回と考えていましたが、子どもたちの学年が離れているため、参観日が別日に設定されました。
復帰してから、参観日が2日間になることに気がつきました…。
続けて2日間も職場を空ける結果になり、気まずさを感じました。
- 基本ママ
- ママがダメならパパ→おじいちゃん・おばあちゃん
また、風邪で体調を崩した時のお迎えも私が担当でした。
私の方が勤務先が幼稚園に近いので、仕方がありませんでした。
- 初日ママ
- 翌日から基本ママ→パパ→おばあちゃん・おじいちゃん
- 家族全員ダメな時は、病児保育
風邪対応の初日は私(幼稚園へお迎えが必要なため)、翌日は私がダメなら夫、私も夫もダメなら実家の父母という順番で看病する人を決めました。
我が家の場合は、大人4人誰かが看られる状況だったので、利用したことはありませんでしたが、病児保育も復帰前に調べておきました。
飛び入りでは利用できない場合もあるので、病児保育の手続きは復帰前にしておくことをオススメします。
復帰前にやると便利なことは【頼る場を見つける】
絶対に必要ではないけれど、準備すると便利なことが3つあります。
- 時短家電を用意する
- 便利サービスを利用する
- 仕事日を設定する
【便利1】時短家電を用意する
お掃除ロボットや乾燥機付き洗濯機、食洗機など便利家電を用意することです。
仕事復帰すると、家事の負担が大きくなります。
例えば、掃除は毎日ではなく、週末にまとめてやることになります。
そこで、お掃除ロボット(我が家はルンバ)があると、掃除した気分になれるので、心がスッキリします♪
また、食洗機や乾燥機付きの洗濯機も家事時短になるので、とても便利です!
我が家には、乾燥機付き洗濯機はないので、使った実感は分かりませんが、友人のワーママがとても便利だと言っていました。
服の傷みが、多少気になるけど…
楽さには、敵わないわ!
【便利2】便利サービスを利用する
平日は帰宅が遅くなり、休日はゆっくり休みたい!
だからこそ、私が時間をかけたくなかったのが【食料品の買い出し】
そのため、週に1回の宅配サービスを活用しました。
北海道に住んでいる我が家はコープさっぽろ【トドック】を使ってます。
子供向けの無添加の冷凍食品があったり
すでに切り分けられていて、炒めるだけのセットがあったり
少々高上がりの部分はありますが
それでも買い物の時間も、夕飯の調理時間も減らすことができるので
私は利用して助けられました!
教員を辞めた今も、宅配サービスは継続して利用しています♪
【便利3】仕事日を設定する
先にも少し書きましたが、我が家は週に1回、ママの仕事日を設定しました。
ママの仕事日は、我が子の幼稚園お迎えはもちろん、晩ご飯作りもお風呂も寝かしつけも全部夫がやってくれました。
初めのうちは、カレーライスなどを私が作り置きしていましたが、途中からすべて夫に任せるようにしました。
簡単に作れるラーメンなど麺類を買い置きしておきました。
時間を気にせず好きなだけ仕事ができる日があったのは、本当に有り難かったです。
アキさん、今日は仕事日かい?
と、周りの先生たちも言うくらい、私の『仕事日設定』は、知られてました(笑)
自分だけではできない校務分掌の仕事をはじめ、週末に作る通信や時間割、学習プリントなど、できる仕事は前倒しでドンドン取り組みました。
この日は最後の一人になっても、警備会社の電話が鳴る直前まで働きました。
ワーママのタイムスケジュール
復職前にタイムスケジュールを予想しておくと、心の準備ができます。
私が小学校教諭、学級担任だった時のタイムスケジュールです。
参考になれば嬉しいです。
- 5:30起床・仕事その日の授業準備など
- 6:00身支度・朝食と幼稚園のお弁当作り子供はトースト・パパはおにぎりとメニューを固定
- 7:00パパ出勤出勤前にパパが子供を起こし着替えさせる
- 7:15子供と朝食食べながら娘の髪をしばる
- 7:25朝食の後片づけ子供の歯磨き
- 7:30幼稚園に送るそのまま出勤
- 8:00仕事8時まで出勤なのにギリギリ到着も…
- 17:00退勤休まずノンストップで仕事
- 17:30幼稚園に迎え買い物など寄り道はしない
- 18:00帰宅・夕食作り帰宅後そのまま休まず料理
- 18:15子供と夕食やっと腰を下ろす
- 18:45夕食の後片づけお風呂にお湯を張る
- 19:00入浴
- 19:30着替え・歯磨きお風呂から上がった後いつも私はキレる…
- 20:00寝かしつけ子供に絵本の読み聞かせ
- 21:00仕事持ち帰りの仕事をする
- 23:30就寝
私がヒステリックになる時間帯は、いつもお風呂上がりの着替えでした。
疲れのピークがこの時間だったのでしょう…
毎日、寝かしつけすると一緒に寝てしまうのも悩みでした。
目は覚めているけど、体が動かない…
夜の9時に起きてから仕事をするのが苦痛でした。
教員を辞めてから出会ったのですが、サジー飲み始めてから
翌朝の目覚めがスッキリ体を起こしやすくなりました!
ママ先生してる時に出会いたかった…
【まとめ】育児休暇中のママ先生が復帰前にやること
育児休暇中のママが、復帰前にやることは3つありました。
- 家事分担を決める
- 送迎分担を決める
- 行事や風邪対応の順番を決める
復帰前にやると便利なことも3つありました。
- 時短家電を用意する
- 便利サービスを利用する
- 仕事日を設定する
でも、何より一番大切なことは、『頑張らない!完璧を目指さない心を持つこと』だと思います。
専業主婦の時とは違った忙しさが、仕事復帰後にあります。
独身や子なしで働いていた時とは、全く時間の使い方が変わります。
私の場合、たくさん準備をし、研究し尽くした授業が出来なくなりました…
最低限の仕事しかできなくなりました。
少なくとも私の力量では、そうでした。
でも、仕方ないのです。
そういう時期なのです。
子どもが大きくなり、手が掛からなくなったら、また昔のように自分の時間を好きに仕事に費やせるのです。
一時(いっとき)です。
だからこそ、完璧を目指さず、最低限やろうと思う気持ちを持つことが、一番大切だと思います。
それがうまくできなかったので、私は小学校教諭を辞めましたが…
まだ読まれていない方はこちらを見て頂けると嬉しいです。
復帰前の育児休暇中のママさん
無理しないでください。
自分の気持ちに素直に、体と心を何より大切にしてください。
ママの笑顔が続くことを一番に考えてくださいね。
アキ
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
2019/11/13
アキ