我が家には、幼稚園児がいます。
ひらがなに興味を持たせるためには、どうしたらいいですか?
こんな質問に、お答えします。
- ひらがなに興味をもつ順番
- ひらがなに興味をもつ遊び&関わり方
私は、小学校教諭として働いた経験があり、低学年も多く担当してきました。
幼稚園教諭の免許も持っています。
現在は、小学生2人のママです。
上の子は幼稚園時代ひらがなに、ほぼ興味を示しませんでした…
さすがにマズい…と焦ったこともありますが、私は我が子にひらがなを教えたことはありません。
しかし、小学生になり、ひらがなの読み書きはもちろん、漢字も心配なくできるようになりました。
私がひらがなを教えずに、やったことは1つ!
ひらがなに興味をもつよう『興味の種まき』をたくさんしたことです。
その結果、我が子はひらがなを嫌いにならず、小学校でスムーズにひらがなを学ぶことができました。
ひらがなに興味を持ってくれない…
と悩んでいるおうちの方は必見!
この記事を読めば【ひらがなに興味をもつ10の方法】が、分かりますよ!
ひらがなに興味をもつ順番
子どもは【聞く⇒話す⇒読む⇒書く】の順で、言葉を学習していきます。
- 乳幼児期に、大人の話しかけを聞くことで、言葉の存在を知る。
- 伝えたい気持ちから、聞いた言葉を使って、自分で話す。
- 言葉には『話し言葉』と『書き言葉』があることを知り、ひらがなを読むようになる。
- 書くことで伝えたい気持ちが出てくると、ひらがなを書くようになる。
ひらがなの読み書きをさせたいなら、大人がたくさん話しかけることが大切になります。
話しかけをせずにひらがなを教え込もうとすると、子どもは理解できず、ひらがなの勉強を嫌うようになります。
そこで、はじめに子どもがひらがなに興味をもつ【遊びや関わり方】から、紹介していきます。
ひらがなに興味をもつ10の方法
子どもがひらながに興味をもつ、10の方法を紹介します。
ひらがな自体を教えるコツではありませんので、ご了承ください。
繰り返しになりますが、幼児にひらがなを教え込もうとしても、興味がなければ覚えることはできません。
遊びや関わり方を通して、子どもはひらがなに興味をもちます。
これから紹介する10の方法は、物を買わなくても今すぐできるものから、便利グッズまで様々です。
対象年齢とポイント、私が実際にやってみた結果も載せていきます。
- 話しかける
- 絵本の読み聞かせ
- 手遊び
- 図書館へ行く
- 絵本や図鑑を置く
- しりとり
- カルタ
- ひらがな表を貼る
- 手紙のやりとり
- ひらがなゲームやタブレット
話しかける
ひらがなに興味をもつ10の方法の中で、一番大切なことは「話しかける」ことです。
子どもは耳で聞いて、はじめて言葉を認識します。
ことばの発達の原点です。
対象年齢▶0歳から
必要な道具▶なし
ポイント▶大人が話しかけたら、子どもの反応を待つようにしましょう。
一方的な話しかけにならないことがポイントです。
むすめちゃん
今日はいい天気だね!
・・・・・
そうだよね~
暑いよね~
・・・・・
のように、私は我が子が0歳の時から、独り言のように話しかけていました(笑)
一人で話しかけ、一人で答える…
端から見ると完全怪しい人ですが、その成果なのか、我が子は2人とも平均よりことばの発達が早いほうでした。
絵本の読み聞かせ
読み聞かせには、言葉の数を増やす力があります。
色々な言葉を聞くことによって、意味を知り、自分で使って会話をしようとします。
また、話し言葉だけでなく、書き言葉を知るきっかけも作ることができます。
図書館に行けば、たくさんの本を無料で借りられるので、手軽に誰でも始められる方法です。
対象年齢▶0歳から
必要な道具▶絵本
ポイント▶発達に合った絵本を選ぶと、より子どもに言葉が伝わります。
0歳の赤ちゃんには絵がハッキリしている絵本。
1歳からは短い言葉が載っている絵本。
2歳からは短い文が載っている絵本。
幼稚園児になる頃には、ストーリー性のある絵本がオススメです。
絵本の読み聞かせも、我が子が0歳からしていました。
ちなみに、上の子はあまり読書好きではありませんが、下の子は読書好きです。
→小2にして読書好きになりました!
同じように読み聞かせをしていても、差がでます。
絵本の読み聞かせ=本好きになるとは限らないようです…残念!
私が読み聞かせた中で、我が子が好きだった絵本を紹介します。
▼0歳向け!色がハッキリ▼
我が子はぐるぐるしているヘビを、指で必ずなぞってました(笑)
我が子は『だるまさんシリーズ』が大好き!
セリフを暗記するほどです。
▼『あいうえお』のしりとり絵本▼
イラストが可愛らしく、私も見ていて楽しい絵本です。
ひらがなの勉強になります。
年齢に合う絵本を、もっと知りたい方は【絵本ナビ】から探すことができます。
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手遊び
手遊びは、歌でいろいろな言葉が出てきます。
繰り返し行うことで、自然と子どもは言葉を覚えることに繋がります。
同時に、親子のスキンシップやコミュニケーションにもなります。
対象年齢▶0歳から
必要な道具▶なし
ポイント▶歌が下手でも気にしないのがポイント!
親子で楽しむことを大切にチャレンジしてみましょう。
子どもの脳や体の発達も促す効果が、期待されます。
私は子育て支援センターや図書館の読み聞かせなどで、手遊びを覚えました。
我が子たちが、好きだった手遊びは『ちょちちょちあわわ』です。
言葉の意味は私もよく分かっていませんが(笑)
子どもがリズムに合わせて、楽しく言葉を話すきっかけになりました。
▼手遊びYouTube▼
図書館へ行く
絵本って以外にお値段しますよね…
だからこそ、図書館へ行くのをオススメします!
また、本を借りる以外にも、図書館に行くメリットがあります。
- 子どもの興味がある分野(絵本)が分かる!
- ボランティア団体の読み聞かせなどに参加できる!
どうしても親が絵本を用意すると、自分の好みばかりになってしまいます…
子どもと一緒に行くと、意外なジャンルを借りてきたり、興味を示したりがあるので、新たな発見になります。
対象年齢▶0歳から
必要な道具▶なし
ポイント▶子どもに好きな絵本を選んでもらうと、興味がある分野が分かります。
興味がある分野だと、読みたい!知りたい!の意識が高まります。
絵本に触れる機会が多くなると、文字(ひらがな)に触れる回数も増えます。
はじめは絵に興味をもつだけでも十分です。
絵本や図鑑を置く
絵本や図鑑を、家に置いておくのも有効です。
子どもが興味を持ったら、すぐに読め、見られることて、文字と触れる回数を増やすことができます。
対象年齢▶2歳から
必要な道具▶絵本や図鑑
ポイント▶子どもの目に入る所に置いておくのがよいです。
気になった時に、すぐ手にとって見られることがポイントです。
我が家は、絵本をリビングの本棚に置いています。
本の表紙が見える本棚なので、気に入っています。
図鑑は持っていませんが、マクドナルドで貰えるミニ図鑑を愛用しています。
友だちの子どもはミニ図鑑が気に入り、本格的な図鑑を買ってもらったそうです。
まさに興味の種まき効果です!
2歳の誕生日に、パパがくれた図鑑だよ!
しりとり
しりとりは、語彙力アップが期待できます。
特に、大人と子どもが『しりとり』すると、子どもが知らない、聞いたことがない言葉にたくさん触れることができます。
対象年齢▶4・5歳から
必要な道具▶なし
ポイント▶ルールが分かるようになったら、チャレンジしてみましょう。
私が教員時代、受け持っていた子は『しりとり』を続けて、話す言葉の種類が増えました!
ですが、上の子は勝ち負けがつくことが好きではないので、あまりしたがりません…。
カルタ
ひらがな遊びの定番カルタは、文字が認識できてきたら、始めるのがよいです。
対象年齢▶4・5歳から
必要な道具▶カルタ
ポイント▶読み手になるのも、取り手になるにも、どちらでもひらがなを読める力が付きます。
小学生低学年にもオススメな方法です。
上の子は、カルタも好きではありません。
勝敗にこだわるタイプのお子さんには、向かないかもしれません…
ですが、トランプなどカードゲームが好きなお子さんには、効果ありです。
ママ友の子どもは、読み札を自動で読んでくれるカルタで、もっとひらがな好きに!
親が付き合えない時でも、自動音声で遊べるのが、便利です!
ひらがな表を貼る
子どもが目のつく場所に、ひらがな表を貼るのもオススメです。
興味が出てきた時に、すぐに見られるだけでなく、毎日見ているだけで、無意識に覚えてしまう効果もあります。
対象年齢▶4・5歳から
必要な道具▶ひらがな表
ポイント▶ひらがなの書き順、カタカナが載っていると使いやすいです。
我が家は、幼稚園から配布されたフリーペーパーに付いてきた『無料のひらがな表』を使っています。
貼っている場所は、ダイニングテーブルに敷いている透明マットの下です。その場所で上の子は、宿題をしています。
書き順もカタカナも載っているので、小学校低学年になっても、現役で使っています。
手紙のやりとり
幼稚園児になると、手紙ブームが来ることがあります。
お友達と手紙のやりとりをする中で刺激を受け、興味をもってひらがなを書くきっかけになります。
対象年齢▶4・5歳から
必要な道具▶メモ帳・鉛筆・消しゴムなど
ポイント▶子どもが一人で書けない時は親が手伝うことになりますが、書き順や字形は注意しなくてOKです。
書き順など指摘し過ぎると、ひらがなを書くことが嫌いになってしまいます。
我が子たちも年少から年中に、幼稚園で手紙ブームが到来しました。
が、2人とも手紙は貰う専門でした…。
上の子に至っては、お返事を書こうとすらしませんでした。
下の子は「ママ一緒に書こう!」と、毎日手紙書きに付き合わされ、正直、面倒だった思い出があります。
それでも最近では、文字好きなお友達の影響で、自分からひらがな表を見て、お返事を書くようになりました。
親より友だちの影響って、大きいような気がします。
ひらがなゲームやタブレット
ひらがなを楽しく学べるグッズも、豊富にあります。
ゲームやタブレットだと、勉強している意識なく、ひらがなを身に付けることができるので便利です。
対象年齢▶5・6歳から
必要な道具▶ひらがなおもちゃ・ゲーム・タブレットなど
ポイント▶時間や場所を決め、遊ぶ時の約束を作ることが大切です。
ことばの発達は、人とのコミュニケーションが大切なので、ゲームだけに偏らないように注意が必要です。
我が子は、子どもチャレンジ1年生で届く『チャレンジスタートナビ』を、きょうだいで1台ずつ持っています。
下の子は、コラショしりとりで、ひらがなを読みたい!書きたい!気持ちが出始めました。
\チャレンジスタートナビをチェックする/
2歳の時に、友だちの家で遊んだアンパンマンのタッチペン!
子どもたちが、取り合いになってました…(笑)
▼100個のアプリが入ってる▼
3歳の甥っ子が持っている小学館の図鑑タブレット!
小学1年生の娘も楽しんで使っていました。
【まとめ】ひらがなに興味をもつ方法
子どもが、ひらがなに興味をもつために、大切なことは2つありました。
- 【聞く⇒話す⇒読む⇒書く】の順番
- ひらがなの教え込みはNG!子どもの【興味】を利用して、ひらがなに触れる機会を増やすこと
また、興味をもつ方法を10個、紹介しました。
- 話しかける
- 絵本の読み聞かせ
- 手遊び
- 図書館へ行く
- 絵本や図鑑を置く
- しりとり
- カルタ
- ひらがな表を貼る
- 手紙のやりとり
- ひらがなゲームやタブレット
「毎日!必ず!」と思い、義務で続けようとすると、親も子も息切れしてしまうものです。
親子で楽しみながらを目標に、ひらがなの『興味の種まき』してみて下さい。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
2021/03/29
アキ