防犯ブザーって、ランドセルのどこに付けたらいいの?
こんな質問に、お答えします。
- ランドセルに付ける【防犯ブザーの位置】
- もしも!防犯ブザーが鳴らなかった時の対処法
- 防犯ブザーの選び方【6つのポイント】
私は、元小学校教諭です。
防犯ブザーの使い方など、安全指導をしてきました。
現在は、小学生と幼稚園児のママです。
いざという時に、子供の命を守りたい!
そのための防犯ブザーだからこそ、正しく付けたいって思いますよね?
まずは、結論から
- 防犯ブザーは、利き手と反対側のランドセル肩ベルトに付ける(例外あり)
- 防犯ブザーの選び方は音の大きさ・使いやすさ・壊れにくさを考える
今回は【ランドセルに付ける防犯ブザーの使い方と選び方】を紹介します。
防犯ブザーをランドセルに付ける位置はココ!!
防犯ブザーを使うのは、子供です。
いざという時に、子供が使いやすい位置に付いているかが、大切です。
一般的に使いやすい位置は、ランドセルの肩ベルトの胸の高さ。
利き手と反対に付けると、防犯ブザーのヒモを引きやすいです。
実際に大人もやってみると、分かりやすいですが、利き手側に付けると、手首が曲がり、窮屈さを感じます。
ですが、これは個人差があります!
利き手側に付けた方がいい、というお子さんも、いるかもしれません。
実際に使うお子さんが、使いやすい位置を探すことが、ベストです。
最近のランドセルは、防犯ブザーを付けるための専用フックが、肩ベルトに付いているのがほとんどです。
しかし、肩ベルトに専用フックが付いていない場合、こんな便利グッズがあります。
▼専用フックがない場合の便利グッズ▼
数百円とお値段がお手頃!
ランドセル本体を買い換えることはできませんが、ブザーつりつりなら、買いやすいですね。
もしも!防犯ブザーが鳴らなかったら?
もし、いざという時に防犯ブザーが鳴らなかったら?
対処法は2つ!
- 大声を出す
- 防犯ブザーを投げる
防犯ブザーは、大きな音を出して、そのスキに不審者から逃げるためのもの。
または、周囲の大人に知らせて、助けを求めるためのもの。
なので、防犯ブザーが鳴らなかったら、代わりに大声を出す。
できなければ、防犯ブザーを投げたスキに、逃げることが必要です。
でも、もしもの時!
とっさの判断で、子供は動くことはできません。
防犯ブザーが鳴らなかった時の行動をあらかじめ伝えて、自宅で練習しておきましょう。
防犯ブザーが鳴らない!を防ぐ
防犯ブザーは消耗品です。
毎日使っていると、壊れたり、電池が切れたりして、鳴らない時があります。
もしもという時に、防犯ブザーが活躍できるよう、月に1回は確認しましょう。
- 子供と一緒に動作チェック
- 子供が防犯ブザーを鳴らし、使い方を練習
- 「相手が近づいてきた時」「手を掴まれそうになった時」と、防犯ブザーを鳴らすタイミングや逃げ方を確認
- もし防犯ブザーが、鳴らなかった時の行動を確認
4つの確認を月に1回することで、親子で防犯意識を高めることができます。
私が務めていた学校では、月はじめに必ず、防犯ブザーがなるかチェックする日がありました。
防犯ブザーの選び方
電池が切れて防犯ブザーがならない!
- 今は忙しいから、あとで電池変えるね。
- 変えようと思ったけど、家に電池のストックがない!
となることって、ありませんか?
そのため、防犯ブザーは、電池交換がしやすいタイプ。
かつ、どこのお店でも置いている電池の種類。
この2点も、防犯ブザーを選ぶポイントです。
電池の他にも、次のようなポイントが考えられます。
- 音が大きい
- 衝撃に強い
- 水に強い
- 子供が使いやすい
- 色が目立つ
防犯ブザーを選ぶポイントを、1つずつ解説していきます。
音が大きい
防犯ブザーの音量は、90デシベル(㏈)が安心です。
店内のカラオケ音や、犬の鳴き声、人の怒鳴り声など、人が「きわめてうるさい」と感じる音量です。
衝撃に強い
子供の行動は活発です。
特に、ランドセルは、ポーンと放り投げるなんて当たり前…
雑に扱う様子を、教員時代、何度も目にしました。
だからこそ、防犯ブザーは衝撃に強いものを心からオススメします!
水に強い
雨や雪にも耐えられる、防水・防滴されている商品を選びましょう。
間違えて、水たまりに落としてしまった!となっても、慌てずにすみます。
子供が使いやすい
- ヒモを引く
- ピンを抜く
- ボタンを押す
この3つが、防犯ブザーの王道タイプです。
それぞれメリット・デメリットがあります。
下の表で確認し、お子さんが使いやすいタイプを選んでください。
メリット | デメリット | |
ヒモ | 簡単に慣らせる | ヒモが引っかかる |
ピン(抜けきる) | 簡単に止まらない | ピンをなくすと鳴り続ける |
ピン(抜けきらない) | ピンを無くさない | 簡単に止めやすい |
ボタン | 簡単に鳴らせる | 間違って押してしまう |
色が目立つ
あの子は、防犯ブザーを持っている!
と、不審者が気づくと、狙われにくくなる効果があります。
ランドセルと反対色を選ぶと、防犯ブザーが、より目立ちます。
電池が交換しやすい
- 電池の交換がしやすい
- どこのお店でも扱っている種類の電池
この2つも、メンテナンスする親側の選ぶポイントになります。
安心できる!防犯ブザーの商品紹介
6つのポイントをクリアした、防犯ブザーを紹介します。
▼電池切れお知らせ機能あり!単4電池を使用▼
電池切れのお知らせは、嬉しい機能ですね!
▼Amazon’s Choice「防犯ブザー 小学生」の検索1位▼
丈夫!コンパクト!固定され使いやすい!目立つ!
電池はLR-44のボタン電池ですが、反射シールも付いていて、レビューのほとんどが高評価な商品です。
防犯ブザー以外に、安全性をもっと高めたい!
という方は、子供の居場所も分かる『GPS端末』の利用もありです。
子供見守りサービス【ソラノメ】
- 子供の位置情報が分かる
- 指定したエリアに着くとスマホに通知が届く
- 緊急ボタンを押すとSOS通知がスマホに届く
- 子供の移動記録が確認できる
- 最大1週間は充電なしで動くバッテリー搭載
携帯電話の電波より精度が高いことが多いのが、GPS端末の特徴です。
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ランドセルに着けておくだけでいつでも居場所が分かり安心「soranome(ソラノメ)」防犯ブザーの使い方と選び方 まとめ
いざという時に、子供が自分で身を守るための【防犯ブザー】
正しく使うためには、ランドセルに付ける位置と定期点検をしましょう!
- 防犯ブザーは、利き手と逆側のランドセル肩ベルトに付けよう!ただし、子供が1番、使いやすい場所に付けることが大事!
- 防犯ブザーは月1回、音が鳴るか確認しよう!
- 防犯ブザーを選ぶには6つのポイントがある!特に、音の大きさ・使いやすさ・壊れにくさが大切!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
2020/03/25
アキ